- 試験当日は緊張して実力が半分も出せない
- どうすればリラックスして試験を受けることができるの?
- 何度もトイレに行きたくなる
試験本番で緊張しすぎて力が出し切れないという声をよく耳にします。
そんな人にオススメの方法があります。
それは「ノルアドレナリン」についての理解を深めることです。
「え?!何を言ってるの?」と思った方も最後まで記事を読み進めてください。
ノルアドレナリンについての知識が高めることで、試験で確実に実力を発揮できるようになります。
なぜならノルアドレナリンは私たちの能力を向上させてくれる脳内物質で、数々のアスリートたちも活用している魔法の力だからです。
この記事では「ノルアドレナリンの概要」「緊張しても試験で120%の力を出す方法」を解説しています。
1年に複数の資格試験を受けている筆者も実践している方法です。
記事を読むメリット
- 記事どおりに対策すれば、120%の力で試験に挑める
- 試験に対する考え方が変わり、緊張を感じにくくなる
- 緊張を感じても、「緊張」を力に変えることができる
試験日に緊張を感じるのは当たり前です。
緊張との向き合い方がポイントですが、あまく緊張と向き合うコツが存在します。
結論をいうとノルアドレナリンについて理解を深めるだけで、試験日のパフォーマンスは向上します。
記事を読み進めて、「ノルアドレナリン」に関して理解を深めてみてください。
緊張状態とは
アドレナリン・ノルアドレナリンが分泌された状態
緊張(きんちょう)とは、体や心が張り詰めた状態にあること。
Wikipedia
緊張状態とは一般的にいうと上記の状態を表しますが、脳科学的に説明すると「アドレナリン」「ノルアドレナリン」という脳内物質が分泌された状態と表現できます。
アドレナリンやノルアドレナリンは、試験直前などの強くストレスを感じるタイミングで脳内に分泌されます。
そのため別名「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
緊張状態にいるときは、「ストレスホルモン」が分泌された状態だと認識しておいてください。
どのようなことが起こるか?
緊張状態にあると、
- 不安
- 緊張
- 恐怖
- プレッシャー
- 胸が高鳴る
というような感情が起こり、筋肉が収縮したり、動悸がします。
中には頭が真っ白になったりする人もいるかと思います。
上記のような状態では、まともにテストを受けることは困難でしょう。
テスト前に緊張するのは当たり前です。
緊張とどう向き合うかが試験本番日対策としての鍵となります。
ストレスホルモンの概要
ストレスホルモンは強い味方
アドレナリンやノルアドレナリンは、別名「ストレスホルモン」と呼ばれることは説明しました。
「ストレスホルモン」と聞くとわるいイメージをもつ人も多いと思いますが、それは誤解です。
「ストレスホルモン」にはピンチを乗り越える力が秘められていることが確認されています。
アドレナリン | ノルアドレナリン |
---|---|
身体能力が大幅に向上 | 集中力・判断力・思考能力が大幅に向上 |
「ストレスホルモン」は、ストレスに対抗するために分泌されるものですのです。
ストレスに対抗するために私たちのパフォーマンスを向上させてくれます。
つまり「ストレスホルモン」が分泌された状態は、いつも以上の力が発揮できる状態なのです。
ストレスホルモンは誤解されがちですが、私たちの最大の味方なのです。
「ノルアドレナリン」について解説
「ストレスホルモン」の中でも、学習と深い関係にある「ノルアドレナリン」について解説します。
ノルアドレナリンとは
危機を感じたときに分泌される。
血圧や心拍数を向上させることによって、集中力・判断力を向上させる。
過剰に分泌されると興奮状態となり、落ち着きがなくなる。
ノルアドレナリンは集中力や判断力を向上させることで学習能力を高めてくれますが、過剰に分泌すると興奮状態となり試験どころではなくなります。
試験中に緊張で激しく動悸が起こる人は、ノルアドレナリンが過剰に分泌された状態だといえます。
このような状態は誰もに起こり得ることなので注意が必要です。
「ノルアドレナリン」をコントロールする
「ノルアドレナリン」は、学習能力をあげる手助けをしてくれますが、過剰な分泌は逆効果です。
どうすれば「ノルアドレナリン」の分泌量をおさえられるか?
結論「ノルアドレナリン」のことをよく知ればいいのです。
「ノルアドレナリン」は危機を感じると分泌されます。
「ノルアドレナリン」に関しての知識がない人は、「ノルアドレナリン」によって自分の能力が向上されていることに気づきません。
今がチャンスだとも気づかずに緊張をピンチと捉えて危機感がどんどん高まっていきます。
結果「ノルアドレナリン」が過剰に分泌され、興奮状態となり頭が真っ白になってしまうのです。
「ノルアドレナリン」に関しての知識がある人は、パフォーマンスが上がっていることに気付くことができるため危機感を感じなくなります。
「ノルアドレナリン」の存在に気付く。
それが、「ノルアドレナリン」とうまく向き合うコツなのです。
オリンピック
オリンピックでは世界新記録が何度も更新されますし、個人でいえば自己新記録も更新されます。
オリンピックという舞台に緊張しているだけなら、ここまでいい結果がでることはありえません。
「ストレスホルモン」とうまく向き合っているからこそ、いつも以上の力が発揮でき記録につながっているのです。
まとめ
- 緊張(危機感)を感じると「ノルアドレナリン」が分泌される
- 「ノルアドレナリン」は学習能力を高める効果がある
- 「ノルアドレナリン」が過剰に分泌すると興奮状態となる
- 「ノルアドレナリン」についての知識の有無が、テスト時のパフォーマンスに直結する
「ノルアドレナリン」という存在に気付いてあげるだけで、ピンチがチャンスに変貌します。
今回あなたは記事を読んだことにより、緊張を感じても「ノルアドレナリンが出てるな」とプラスに捉えられるようになったはずです。
試験で力が発揮できないのはもったいないので、理解が足りないと感じたら再度記事を読み直して理解を深めるようにしてください。
【参考動画】精神科医樺沢紫苑先生
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